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中学生の子育て「自主性を育てるために」

中学生の子育て

こんにちは。さんははです。

今回は、中学生の子育て「自主性を育てるために」と題して書いていきたいと思います。

一般的に中学生の時期は、


さなぎが蝶にかわろうとしている準備期間。
おたまじゃくしがカエルになるための準備期間。

などと言われますよね。

つまり、「中学生は大人になるための準備期間に入っている」のです。

わたしは、この中学生の時期に必要なのは、「本人の自主性をしっかりと育てる」ことだと感じます。

親としても、子どもが大きくなっても、いつまでも口出ししたり、心配したり、注意したりしたくありませんよね💦

ゆくゆくは「自立」してもらうためにも、親も今から本人の自覚を促すよう準備しておく必要があると思います。

そのための「自主性」です。

しっかりと自主性を育てて、自らの判断で行動できる大人に成長してくれるよう願いつつ、親としてどう対応してきたのか、日々試行錯誤しつつ感じたことをお伝えしたいと思います。

「自主性を重んじる」前に「自主性を育てる」ことが必要

「自主性」とは

「自分の判断で行動する態度」

「当然なすべきことを、他から指図されたり、他の力を借りたりせずに自分から進んでする態度」

のことです。

こういう「自主性」を持った大人に成長してほしいですよね。

でも、「自主性」という言葉の意味を考えると、本当の意味での自主性を身に着けるには、時間がかかると思います。

だから、中学生になれば勝手に自主性が育っているのではなく、

親が子育てを通して、「本人の自主性を育てる」ような導きをしていく必要があると思います。

「自主性を重んじる」前に「自主性を育てる」

中学生になったら、

「本人の自主性を重んじて、親としても適切な距離をとっていきたい。」

「自律心を養い、志を立て、自立への道を歩んでほしい・・・」

親としていはだれしもそう願うのではないでしょうか。

また、学校の教育方針でも「本人の自主性を重んじ・・・」という言葉をよく耳にします。

さんはは
さんはは

でも、日々子育てをするなかで実感しているのですが、

「自主性を重んじる」と簡単に言いますが、そもそも「自主性が育っているのか」どうかが重要ではないでしょうか💦

自主性が十分に育っていないのに、本人の自主性を重んじていたら大変なことになります!!!

例えばこれば中学生男子の場合ですが、

「普段勉強せず、テスト前に焦っている」「机の上やかばんの中が汚い」「提出期限を守れていない場合がある」「朝起きるのがギリギリで準備もギリギリ」「自分の予定が頭に入っていない」「自分の責任であるのに文句を言う」等々・・・数えあげればきりがありません!

この状態で自主性を重んじていたら、大変なことになりますよね。

だから、中学生の段階では、

「自主性を重んじる」=「口出しせず見守る」と受け取ってはダメだと思います。

肝心な「自主性」が正しく育っていたらいいのですが、大人になるまでの準備期間ですから、中学生の段階ではまだ完全には育っていません。

だから「自主性を重んじる」前に、まずは「自主性を育てることが先決」だと実感しています!

そのために、親の適切な導きが不可欠です。それが大変なのですが・・・💦

自主性を育てるために

見守りつつも、気づきがあればその都度伝える

自主性を育てるには、もう中学生ですから、もう手出し、口出し、付いていき・・・は基本的にはしないですし、ある程度本人の裁量に任せて、距離をとって見守る必要がありますよね。

でも、距離はとっても、まだ目を離さないでいて、親として気づきがあれば、その都度伝えるほうがいいと思います。

「親として見ているよ」「気づいているよ」「自分でそのままでいいと本当に思っているのか」

「親としてこう思っているよ」というメッセージを伝えていくことです。

例えばですが・・・、

「今朝起きるの遅かったけど、目覚ましはきちんとセットしていたのか?」(基本自分で起きて当然です)

「家を出るのがギリギリになり焦って行くと事故につながり、結果的に周りに迷惑をかけることになる。」

「自分は間に合えばいいという考え方でも、ギリギリに送り出す親には心配をかけているのだよ。」

「『タスク管理はできて当然』と学校の先生がおっしゃっていたけどできているのか?」

「それが思いやりのある態度か、よく考えて行動しないといけない。」

このように、わたしは何か気になったときは、その都度その都度、さりげなく伝えています。

それが子どもの心に届き、少しでも自分で考えることになり、それが反省や自覚につながっていくのだと思います。

わたしは同じことを何度も言っていますが、それが積み重なって結果につながると信じています。

そして、その積み重ねで、1年、2年過ぎると、少しづつ成長がみられ、「しっかりしてきたな」と感じることも増えてくると思います。

わたしは、言わなくても出来ている、心配していたけど杞憂(無用の心配)だったと感じたら、本人に「しっかりしてきたね。お母さんも言わなくて済んで助かる。」と本心を伝えています。

言ったことがそのようになると思っていますので、そうなってほしいように声をかけていくことが重要だと思います。

そして、々にと本人の自主性にまかせる範囲を少しづつ増やしていくといいと思います。

それが「自主性を育てる」ことになるのだと思います。

反発や反抗があっていい、心の奥で聞いている

本人に指摘すると、表面上は反発や反抗があるかもしれません。

でも、中学生なら多少の反発があって当然だと思います。

中学生男子、こんな感じです・・・。↓

「はい、はい、はい、はいっ!」
「もういいよっ」
「分かったからっ」

さんはは
さんはは

さえぎってきますね。上等です!

だけど、こんなふうに聞いていないようで、

まださなぎの時期なので、心はやわらかいです
親の言葉は心の奥に届いています

だから、「もう中学生なんだからわかっているはず、何を言っても聞かないし、言っても無駄。自分で頭を打てばいい」などど考えて親の心を離さずに、伝えるべきことは伝えていくことが必要だと思います
心の奥で聞いています。

親の言葉が心に届き、自分で少しでも考えて反省することが、「これからはどう判断したらいいのか」「どういう対応が適切だったのか」考えるきっかけになり、それが本人の「自主性を育てる」ことになるのではないかと思います。

また、自分で考えていくように、伝え方にもある程度余白を残しておくのがいいと思います。

まとめ

まとめます。自主性は放っておいても勝手には育ちません。

本人が「自分で自主性を育てる」よう親が導いていく必要があります。

適度な距離を取りつつ、だけど放っておかず、自分で考えて行動できるよう導く。これが大切です。

いつかしっかりと飛び立て~!!!と願いつつ

また、書きます。