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「叱る」と「怒る」は違うって本当?親の気持ちの伝え方

しつけ

こんにちは。さんははです。

今回は、子どもの「しつけ」について、

世間でよく聞く「叱る」と「怒る」は違うってどういうこと?本当にそうなの?

という疑問にお答えします。

正直なところ、私は、「どっちでもいいのでは・・・?」と思います。

一番大切なことは、子どもに「伝える」ことです。

時には感情的になり、ぶつかり合わないと伝わらないこともあるのではないでしょうか?

なので、

親として、本気で子どもに伝えたいことをどのようにして伝えるのが良いのか

についてもお伝えしたいと思います。

「叱る」と「怒る」の違いって何?

世間的にはよく、『「叱る」と「怒る」は違う』と言われますよね。

辞書にはこのように書かれていました。

  • 「叱る」・・・強く注意すること
  • 「怒る」・・・1.腹を立てる。2.しかる。

意味としては、どちらもよく似た意味ですね。

だけどよく言われる解釈としては、

  • 「叱る」・・・落ち着いて、冷静に諭すこと
  • 「怒る」・・・感情をむき出しにして、きつく言うこと

ではないでしょうか。

つまり、世間のみなさまがおっしゃりたいことは、

しつけでは、感情にまかせて「怒らず」、落ち着いて冷静に「叱ること」が大切であるということだと思います。

言いたいことは分かります。私も普段はこの解釈でいくと「叱る」ことが9割です。

感情的に怒ってはいけないの?

でも、実際子育てをしていると、どうしても「叱る」だけでは済まない事案もでてくるんですよね。

例えば、

平気でうそをついたり、親をわざとだまそうとしたり、友達の悪口を言ったり、他人の気持ちを考えられなくなっていたり、自己中心的な考え方になっていたり、ひきょうな行いをしたり・・・。

色々でてくると思います。

そんな時、冷静に諭すだで、本当に伝わるのでしょうか?

子どもは、まだまだ成長段階で、「生もの」なんです。本能で動いているんです。だから本当によく見守っておかないと、取り返しがつかなくなるんです。親だって本気でぶつかっていかないといけません。

子育ては、「きれいごと」だけではできません。

だから私は、

『「叱る」と「怒る」は違います。冷静に諭すことが大切です。』なんていうきれいごとは言えません。

私も実際、本当に感情をむき出しにして怒ることがあります。

ここで伝えなければこの子の為にならない、見過ごすことができない、と心の底から危機感を感じて、

ぜったいに伝えなければいけないという感情がこみあげてくるんです。

そして、これだけ言っても伝わってないんだと、怒りを通りこして悲しくなってくるんです。

それが本当の親心であり、わが子を想うがゆえの感情です。

時にはひっぱりあい、お互いに大声を出したりしたこともあります。子どもは泣いて抵抗します。言い返してきます。だけど親としてゆずれないこと、絶対に見逃してはいけないことってありますよね。

そんな大事な時に、親としての感情の出し惜しみをして「叱って」も、本当に大切なことが伝わるでしょうか?

「親が必死の形相で怒っている」または「怒りと悲しみが入り混じった感情をぶつけてくる」と、

「そこまで悪いことだったんだ・・・」とはじめて本当の意味で、子どもの心にも届くのではないでしょうか?

もちろん、私は、わざと「怒る」ことをおすすめしているのではありません。

だけど、本当に「怒り」や「ここで放っておいてはいけない」という感情がこみあげてくるということは、

それだけ「子どもに伝えたい大切なことがある」ということだと思います。

その感情を無理に抑え込む必要なんてないですよね。子どものための想いです。

それをわざと感情を抑えて冷静に諭すなんて、それこそ、かっこうをつけてるだけ。

子どもはそんな親の偽善をすぐに見抜くと思います。

かっこうなんかつけず、

言いたいことを言い合えるのが本当の家族ではないでしょうか。

ちなみに、怒ると子どもの心を傷つけてしまうんではないかというご意見もあるようですが、

ひどい体罰や虐待、よほどのひどい発言ではないかぎり、親に感情的に怒られたからといって、子どもの心は簡単には傷つきません。親が真心から怒っている場合は、ぜったいに子どもに親の気持ちが届きます。

また怒りすぎたといって後で謝る必要もないと思います。ダメなものはダメという毅然とした態度を貫かなければなりません。親に感情的に怒られたからといってすぐに傷つくような、やわな子どもに育ててはいけません。社会に出たらもっと理不尽な目に合うこともあるでしょう。親に感情的に怒られて、どうしても納得できないと思うなら、早く一人前になりたいという気概をもち、自立できるよう自ら努力し、自分の人生を切り開いていけばいいのです。

大切なことは子どもに「親の想いを伝える」こと

ちなみに、我が家では、勉強のことでは基本的には怒りません。

「計画性の無さ」や、「勉強への取り組み方」を叱ることはあっても、「点数が悪いこと」を怒ることはしません。

だけど、

人として、人の道にはずれるような行いに気づいた時には、本気で怒ります。

なぜなら、「生き方」や「考え方」は本人の努力次第で直せるからです。

直せることは直してやるのが、親の責任だと思います。

例えば、このようなことで怒ります。

・うそをついたとき
※時と場合によるので、「うそも方便」という意味があることも、成長ととも教えなければならないのですが、基本的にはうそばダメです。

・友達の悪口をこそこそ言ってたとき※いじめにつながります。

親をわざとだまそうしたとき

・他人の気持ちを考えて行動していないとき、自己中心的な考えが過ぎるとき

・ひきょうな行いをしたとき

人として当たり前のことだから、言ってきたつもり、分かってくれている、と思いたいところですが、

子どもは、自己保身に走るという本能で動いてますので、子育てをしていく中で、

本当の意味では、子どもは分かっていないこともあるんだなと気づきました。

気づいたらその都度その都度、人としての道を伝えていってやらないといけないんです。

それが親の役目だと思います。

だから、

「親として伝えたいこと」を伝えるときは、叱るでも怒るでもどちらでもいいじゃないですか。

叱っているつもりが怒りだしたり、怒っているうちに冷静に諭しだしたりしますよね(笑)

それでいいじゃないですか。

一番大切なことは、子どもに「親の想い」を伝えることです。

今、本気で怒ってくれる人がどれだけいるでしょうか。親しか本気で怒りませんよね。

むしろ親以外に怒ってくれる人がいたら、感謝です。

私は、学校の先生から指導の電話がかかってきたら、感謝しています。

基本的には家庭教育が大切だと思っていますが、親が伝えられることなんてたかが知れています。社会の様々な方に育てていただいている。そんな気持ちです。

ですが、

親としての自分も、親として、人として成長途中だと思っていますので、子どもたちに正しく伝えられるよう、

日々修養を積んでいきたいと思っています。その為に日々の家事育児をこなし、さらになるべく読書をしています。

子どもたちが「人としての大道(たいどう)」を歩んでくれるよう願っています。

また、書きます。