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『大学で何を学ぶか』(永守重信)を読み、母としての気づき

10代の本

こんにちは。さんははです。

今回は『大学で何を学ぶか』(永守重信著)の本のご紹介と、母として子育てにどんなヒントをもらったか、ご紹介していきたいと思います。

私がなぜこの本を読んだのか、、、

それは 

「これからの子どもの大学選び、どうしたらいいの?

経営者としてさまざまな人を見てこられた永守さんのお考えを知り、子育てに活かしていきたい」

という想いからです。

大学全入学時代といわれ、めまぐるしく社会状況が変化している現在、
「大学で何を学ぶか」について改めて考えました。

まず、著者 永守重信さんと、本の紹介

著者 永守重信さんは、日本電産株式会社会長 / 創業者で、現在は京都先端科学大学の理事長もされています。

永守さんは、経営者としてこれまで1万2千人ほどの新入社員を迎えられたそうですが、有名大学出身者が就職後必ず活躍しているわけでないことに気づかれ、今の日本の大学教育に疑問をもたれるようになったそうです。

それなら、自分で「実力がつくような大学」を作ろうと、自ら京都先端科学大学の運営をされるようになり、世界で通用する人を育てられるよう、教育にも情熱を注がれています。すごいですよね。

「教育を変えれば人は変わる」という想いからです。

そして、これから学ぶ中学生や高校生に、このようお伝えしたいと述べられています。

「偏差値教育やブランド大学至上主義の時代は終わった。

これからは真の実力主義の時代がやってくる。

大事なことはどの大学に入るかより、何を学ぶかだ。」と。

『大学で何を学ぶか』(永守重信著)より引用

しっかりとした自分軸の基準で「何を学ぶか」を考えて大学を選び、自分の意識を変えていってほしい、そして、「将来はこうなりたい」という考えをもって大学に入り、自ら考えて行動する力や失敗から立ち上がる力を身につけてほしい、とおっしゃっています。

そしてこの本を読んだ若い人たちの心に火をつけたい、若い人たちにがんばってほしいというエールを込めて、ご自分の生き方の紹介や、経営での心構え、困難への立ち向かい方などを指南してくださっています。

ぜひ、中学生、高校生、大学生の若い人たちにも読んでもらいたい1冊です。

本人がなかなか本を読まない場合は、お母さんが読んで、お子さんの進路選びに参考にしていただきたいと思います。

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母として、子育てへのヒント

これからの子どもたちが社会に出るころには、私たちの時代よりも、さらに社会状況は変わり、グローバル化が進み、一体どうなっていくのか先行き不透明な部分は多いと思います。

そういう、予測できない時代だからこそ、今までよりも、

時代の先を見通して進路を選び、自分で自分の道を切り開いていく「人生の主人公」として生きていくことが必要になってくると思います。

そのために、

世間的にみて、「有名大学」「偏差値の高い大学」ではなく、自分軸で

・どのような分野で活躍していきたいか
・どのような分野が向いているか
・その分野が将来的にどうなっているか
・どのような将来設計をしているか

このようなことを考えて進路を決めていってほしいと思います。

時代の流れに翻弄されるのはある程度は仕方がないことですが、こんな時代だからこそ

「大学で何を学び、社会でどのように貢献していきたいか」

をよくよく考えるよう、子どもたちには伝えていきたいなと思います。

高校進学である程度将来の行く道を固め、大学進学段階では、最終決定していなくてはなりません。

大学に入ってから将来を考えていたら、正直遅すぎると思います。

時間がある中学生のころから、よ~く考えておかなければなりません。

中学生のうちからよく考えていくよう、親が導いていく必要があります。

「自分はこの道で生きていく」ということを決めること、

「志を立てる」ことの大切さ、近頃よく考えています。。。

永守さんの著書を読んでも、「志を立てる」につながってきました。

一旦決めた道を歩んでみて、体当たりしたうえで、間違っていたと気づいたなら、そこで進路を変更するのはOKだと思います。

ですが、まずは一旦将来の道を決め、それに向けて努力していくよう、子どもたちに伝えていきたいです。

自然にそのように導いていけるといいですね。